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All that be for Haruhi. @千極一夜
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随分前の話になりますが、不要になったBASARA2を引き取ってくれた友人から電話がありました

「おい、BASARAにコンボイいるぞ!」

コアなこと、言い出すねぇ
そんなの知ってるの、アニメファンか声優ファンくらいなもんだよ

ちなみにコンボイとは、ビーストウォーズシリーズの善玉側のリーダーの名前である
来年初めまでYahoo動画(国内回線のみ視聴可能)タダで見れます
結構面白いです

ただしわたしは、メディア・プレーヤーをヴァージョン11にアップしてしまったため見れません
本末転倒ではないか(By殿


殿ばっかりですねー
前は好きでもなかったのに、戦国無双2で殿に惹かれてから史実の石田三成にも興味を持ち、サイトやら文献やら読み、ますます好きになりました
影の部分も確かにある人ですが、そう言うのは当時の武将なら誰でも持ってるもので、NHKの大河にもなった直江兼続だって『愛』だの『義』だのばかりの人じゃなく、謀だって平気でした人です
汚れた部分の存在する人なんですよね

春日山城時代は結託して、景勝が謙信の後継者になるよう遺言を改竄したり、謙信が寵愛した後継者候補筆頭の氏秀を謀殺まがいの自刃に追い込むし(ミニ関ヶ原か?)、三成さんを関ヶ原に立たせるようなことをしておいて、そのくせ本人(兼続)は全然役に立ってないし、ちゃっかり生き残ってるし
豊臣恩顧のクセに大坂の陣では大坂城を攻めてるし、なのに家康には誉められてるし、わけわかんねーっすわ
要するに、兼続は三成さんと違って柔軟性があったんでしょうね
『石田三成』で家康が「豊臣恩顧の身で、誰も彼も保身に走り、炎上する大坂城を今も攻撃し続けている」と悪態を吐きますが、その中には景勝や兼続も居たわけで、三成さんを知ると同時に兼続が大ッ嫌いになりました
と言っても、元々史実の直江兼続には一切興味がないので、どうでもええですし、わたしが好きなのはゲームの方のナオなので関係ありませんが
兼続はあの世で三成さんに、なんて言い訳したんでしょうね
ゲームの方では本人が守り切れなかった『義』を貫いた
けど、やっぱりどっかアホなナオが好きです


それにしてもやっぱり腹が立つ直江兼続
どこが義に生きた男なんだ
兼続の頭には、『景勝』の文字しかねーじゃねーか
景勝を守るためなら、長年親交のあった友達ですら平気で切り捨てるような人間のどこが、『義に生きた男』なんだよ、ボケ
友達すら捨ててしまう男が守ろうとしたのは上杉の家だけで、引いては謙信の家を守ろうとしたわけで、そんなに謙信に心酔してたんかい、お前は
まぁ、三成さんも必死で豊臣の世を守ろうとしたわけだけど、なんか兼続には崇高さがない
形振り構わず汚れていく兼続と三成さんとじゃ、比べるべくもないが

男ってのは、時として社長(この時代では主君か)や家族よりも守らなきゃなんねーもんが、あるんじゃないですかい?
あたしは男じゃないから、わかりませんけど(本末転倒かい

しょうがないとは思うんだけど、どうしても割り切れないこの胸のもやもや
自分の直ぐ側に景勝や兼続が陣を張っていたのを、信繁はどんな気持ちでやり過ごしたんだろう
哀れで仕方ない

こんな偽『義』の男を題材にするなんて、NHKもいよいよネタ切れなんですねぇ
直江兼続の後は織田信長に戻りそうな気がします(笑

三成さんが死んでから、この世には大事なものがたくさんなくなった
『義』と言う言葉と、『不正を許さない』姿勢
三成さんは、人が持っていて当たり前だけど、失いがちなものを全部、持って行ってしまった
残された人達は、自分のやっていることを正当化するので精一杯だ


家康が最も恐れたのは、やっぱり三成さんだったと思う
どこかの書籍には、「家康が最も恐れたのは上杉景勝と直江兼続だった」って言う内容のものがあるけど、家康はこの二人の牙を簡単に折ってしまった
そして、あっさりと服従させてしまった
家康に尻尾を振ったこの二人が、恐れられていたとは思えない
真田親子も、家康が恐れた男だと上げられているが、この二人も信之の恩赦もあってか命は助かっている
家康に逆らって首を撥ねられたのは、三成さんだけだった(小西も居るが)
家康は何故、三成さんだけを殺したんだろう(小西も居るが)
三成さんは優男だけど、不屈の精神の持ち主だったからだ
例え逆らったとしても、三成さんほど有能な人間を殺してしまうなんて、もったいない話だと思う
だけど、何があっても三成さんは、家康には尻尾を振ったりはしなかった
捕縛されてから処刑まで、随分と日数があった
その間に何があったのか、わたしは知ることができない
でも、優秀な人材が欲しい家康には、涎の出る相手だったとは思う
もしかしたら、信繁にまつわる逸話「高い石高で勧誘した」って話は、三成さんとの話だったのかも知れない(漠然としない妄想だが)
それでも、首を縦に振らなかった
「隙あらば、あなたの首を掻きます」
なんとなく、言いそうな気がした
三成さんなら
知ってる人じゃないから、妄想とか願望とかの類だけど
官職を辞任させ、佐和山に閉じ込め、それでも豊臣の世を守ろうとした忠義心は、何よりも勝る
大事な何かを守ろうとする人間は、強い
姑息な手段を使わないと、家康はちっぽけな力でしかないはずの三成さんには勝てなかったのだ
金をばら撒く今の政治家と同じことをやって、それでやっと勝てたんだよね
情けないよね、三河武士も

19万石の小大名が、250万石の大大名に勝負を掛けて一時は五分にまで持っていくなんて、すごいと思う
結局は勝てなかったけど、あの世で三成さんはきっと、秀吉に誉められてると思う

「三成はわしの誇りじゃ!」ってさ

上杉の家は兼続によって守られたけど、その下にはたくさんの犠牲になった人達が居て、その中には三成さんもこっそり入ってて、でも、何かを守るには何かを犠牲にしなきゃならないのだろうけど、人を犠牲にした上で成り立つ未来って、なんだろう
自分の大事な何かを守るのに、他人を犠牲にして良いのかな・・と、綺麗事を並べてみた
わたしは、自分の大事なものを守るのに、他人を犠牲にはしたくないし、しないよう努力したいと思った
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