master only - Admin*Write*Comment |
All that be for Haruhi. @千極一夜 |
- The blog site of only an Sengoku Musou2 (Samurai Warriors 2). By Haruhi -
殿(コーエーゲーム『戦国無双2』石田三成)に惚れてから、どれだけの三成さん(史実の石田三成)関連本を買っただろうか
現在配送待ちの本も含めたら10冊は軽く超える
もちろん、これだけの数で自分は歴史に明るいとは全く思っていない
寧ろ謎は深まるばかりな毎日を送っている
歴史は、時の勝者が自分の都合の良いように、事実を改竄して書かれる場合が多い
そのため、信憑性の高い史書がどれなのか、これといって明言できるものも少ないようだ
武田信玄の寵愛を一身に受け、その信頼度も高いことで有名な高坂(香坂)昌信(春日虎綱)が原本を書いたとされる『甲陽軍鑑』も、最近は武田氏に偏りすぎる内容のためその信憑性が問われるようになっているし、『甲陽軍鑑』も本当に高坂昌信が書き記したものを正確に伝えているかどうかわからないし、高坂昌信が『甲陽軍鑑』を手懸けたのかどうかも怪しい雰囲気が流れているようだ
史書は自分の家を誇張して書く場合が多いようで、だけどそれは『日本書紀』の頃から日本では当たり前の風習なのだから、単なる読み物として楽しんだ方が良いのではないかと思う
ただ、その『読み物』としての史書を『史実』として受け止め、それを本にして売る作家や歴史研究家が多すぎて、どれ一つとして正しい歴史を伝えてくれるものがないのも事実ではないだろうか
多数の史書を照らし合わせ、その中で一致する事柄を書き記す人間(作家・歴史研究家)は少なく、手にした本の内容が他の本と食い違っていたりすると本当に腹が立つ
戦国無双2の影響で石田三成のにわかファンになったわたしは、手当たり次第の歴史書を買い集めている
もちろん、史書を手にすることはできない
高いし、売ってないし、内容が難しいから買ったとしても理解して読むことは無理だと思うので
だから、アホな自分にもわかるよう、その歴史書を紐解いた本を選んで買うようにしているのだが、その選んで買った本の内容が史実(事実)と違ってたりするともう、救いようがないくらい落ち込む
買って損したなーと思うのが、読み物としても楽しむことができない『関ヶ原』(司馬遼太郎著)と、『BL新日本史』(堀五朗著)と、『武士道とエロス』(氏家幹人著)の3冊
今、これに新たに加わろうとしている本があるが、まだ半分も読んでいないので読み終えてから評価を出したい
色んな本を読んでみた
知識として吸収することはできないほど、できの悪い頭だが、できの悪い頭なりに思ったことがある
それは、『歴史は繰り返されるって、ホントだなぁー・・』
日本人は神話時代の昔から、兄弟間での争いが耐えない
寧ろ、その兄弟間の争いで今の日本があるくらいだ
わたしが知っている限りでは壬申の乱が、一番古い骨肉の争いだろうか
『やられる前にやれ』が、日本人の魂に根強く蔓延っている防衛本能
その辺りは何となく、理解できる
わたしも、『やられる前にやってやる』主義だから
特に好きな三成さんの時代を扱った本を中心に読んでいると、本当に繰り返される、因果応報が多い
本能寺で謀殺された織田信長
これは因果応報でなくてなんだと言うのだろうか
謀略で死んで行った古の武将達の怨念が、信長を殺したのだろうか
骨すら見付からないのは、葬られる方としては情けない限りだが、織田家の衰退も『まともな後継者が居ないために勝手に滅んだ』結果なのだから、なんとも味気ない幕引きである
信長を引き合いに出すと、何が何だかわからないくらいなので割愛するとして、時代が秀吉を選んだ頃の話をしたい
信長亡き後尾張では、信長の後継者選びが行なわれる
にわかに天下取りに乗り出した秀吉は、謀略で織田家を守ろうとした柴田勝家を死に追いやっている
これは17年後に起きた関ヶ原合戦と同じ内容ではないだろうか
戦の起こり方は違っているが、方や織田を守ろうとした柴田勝家、方や豊臣を守ろうとした三成さん
どちらも結果は『死んでいる』
死に方が違うだけで、結果は同じである
志し果たせず死んでしまうのだから、さぞかし無念であろう
しかも、戦には勝てないよう様々な謀略を張り巡らされていた
勝家も三成さんも、充分納得できる内容の戦ではなかった
勝家の場合は秀吉が根回しをし、味方の数が揃わなかったし、三成さんの場合は数は揃ったけど駒が動いてくれなかったと言う情けなさ
そして、賤ヶ岳では前田利家が恩義のある勝家に味方するどころか豊臣軍に加担し、しかも何もせず撤退している
何もせず撤退
これは関ヶ原における島津然り、毛利然り
島津義弘は九州征伐の敗戦で、秀吉の命令で大阪に軟禁されてしまった
九州に帰りたくても帰れない状態だったらしい
そんな義弘の面倒を見、相談相手となったのが三成さんだと『読本 石田三成』に記されている
しかも三成さんは、義弘が九州に帰れるよう秀吉に働き掛けたのだそうだ
その甲斐あって義弘は、1年の後九州に帰れたのだが、その恩を忘れて義弘は、優勢な徳川軍の味方をしようとしていた
結局徳川軍には受け入れてもらえず西軍に着くが、関ヶ原では不動を貫き通し、西軍が総崩れになったところで敵中突破を敢行して、大事な跡取りである豊久を失っている
しかし前田家も島津家も、結局は倒幕まで生き残っているのだからやはり、地味なりにがんばったのだなーと感じた
時に日和見は家を守るものである
関ヶ原と賤ヶ岳が似てるなーと感じるし、秀吉が傀儡にしようと画策した『信長後継者は三法師』作戦も、その後の大坂の陣に持ち越される
幼い子供を無理矢理後継者にすることで天下取りに名乗りを上げた秀吉は、天下取りを果たした10年後に死亡し、その14年後には家を丸ごと潰されている
自分がやった因果が、子供の秀頼にしっぺ返しな形で戻って来たのだ
最近になって、淀殿の名誉が回復されているらしい
とは言え、やっぱり因果を生んだのは事実で、名誉が回復されたからといって淀殿人気が上がるのかと言えば、難しい話ではなかろうか
三成さんの人気は、正直言って戦国無双2の影響だと思う
将来、戦国無双シリーズに『茶々』が出て来たりしたら、さすがに世間が黙ってないと思う
「いい加減にしとけよ、コーエー」って感じで
話は反れたが、三成さんだけを大悪人に仕立て上げ、自分のしでかしたことを正当化することに成功した家康だが、徳川幕府の終わりをどう思っていたのだろうか
徳川幕府の崩壊は、ペリーの「開国しろー、開国しろー」で開国したのかと思っていた単純なわたし
坂本竜馬や西郷隆盛、その他大勢の英雄達の活躍を学校の授業で習ったのか?おい。と突っ込まれても反論できないくらい、覚えていない
だが、三成さんを知りたいと思って本を読んでいると、倒幕に一端を担っていた意外な人物達が居るのを知った
その前に
『忠臣蔵』は年末になると長時間ドラマとしてテレビで放映される
わたしはあの話が大嫌いなのだ
一人のか弱い老人を、40人からの武士が寄って集って虐殺するのだ
なんて怖いお話!!
だが、その実態を知ってわたしは、吉良上野介には気の毒だが笑ってしまった
吉良上野介こと吉良義央を斬り付けたのは浅野内匠頭こと浅野 長矩
ご先祖様は浅野長政
浅野長政は比較的、三成さんとは仲が良かったようである
が、事情で関ヶ原では西軍に味方できなかったこともあるが、それなりに立派な人だったらしい
なのに、その子孫がバカ殿とは情けない
結局、吉良斬り付けが原因で浅野家はお取り潰しとなる
ご先祖様が命を張って築き上げた家を潰してしまうとは、救いのない話だと思った
そして、斬り付けられた上に寄って集って嬲り殺しに遭った吉良義央の奥さんは、上杉景勝の養子の娘だったか孫だったか、その辺り
歴史って、どこで誰が繋がってるかわからないから、面白いなぁと思った
江戸時代には興味がないので、この辺りの文献をわたしは殆ど持っていない
だが、徳川幕府が終わる頃の話なら聞きかじった程度の内容は知っている
家康の寵愛(情愛?)を一身に受け、過労死&破傷風で死んだ(とされる)直政の死を嘆き、半狂乱になって三成さんの実家を潰したり、石田家代々の墓を潰したり、佐和山城を潰したりとご乱心召されたが、その愛する直政の子孫の井伊家が徳川幕府崩壊・開国の一旦を担っていたらしいと言う話は、非常に面白かった
おまけに、どの本で読んだのか失念してしまったので、勘違いだったら申し訳ないのだが、家康の腹心で『半蔵門』でも有名な服部半蔵の子孫、あるいは一門が徳川幕府崩壊の際、その崩壊の一旦を担っていたらしいと言うのも、笑い転げる話ではなかろうか
甲賀一族が幕府倒壊のため戦ったのは、何と言う皮肉だろうか
おまけに井伊一族が伝統の『赤備え』を捨て、幕府に盾突いたのだから
自分のご先祖様である直政が、その寿命を縮めたとまで言われるほど徳川幕府開幕に尽力し、家康に天下を取らせるため関ヶ原で奮戦し、島津軍の放った鉄砲が当り、その傷が元で破傷風になったのではないかとされているのに、ご先祖様が血を流して築き上げた徳川幕府を守るどころか倒しちゃってるんだから
まぁ、井伊家が幕府に盾突く原因が桜田門外の変の井伊直弼暗殺だから、一族としては直弼の敵討ち!という気持ちもあったのだろう
そのお陰で日本はようやく、長い鎖国時代を終え近代化に向け新たな歴史をスタートさせたのだから、ありがたいっちゃぁありがたいが、家康が建てた幕府をめっちゃくちゃに壊した中にこの井伊家と半蔵の子孫(あるいは一族)が加担してるのは、なんと言う因果だろうか
ありがとう、井伊家のみなさん
色んな本を読んでいると、意外なところで色んな人物が繋がったりするのが面白いと感じるのが殆どだが、やっぱり史実と違うことを書いて本にして金を得ている人間が実際に居たりするので、その辺の見極めが肝心だと思いつつも、石田三成の名前があるとついつい衝動的に買ってしまう今の自分を何とかしたい
とりあえず世間に蔓延る本書き作家さん
石田三成の名前を出せば本は売れると思わず、ちゃんと検証してから書いてくださいね
じゃないとわたし、破綻してしまいます(涙の訴え
現在配送待ちの本も含めたら10冊は軽く超える
もちろん、これだけの数で自分は歴史に明るいとは全く思っていない
寧ろ謎は深まるばかりな毎日を送っている
歴史は、時の勝者が自分の都合の良いように、事実を改竄して書かれる場合が多い
そのため、信憑性の高い史書がどれなのか、これといって明言できるものも少ないようだ
武田信玄の寵愛を一身に受け、その信頼度も高いことで有名な高坂(香坂)昌信(春日虎綱)が原本を書いたとされる『甲陽軍鑑』も、最近は武田氏に偏りすぎる内容のためその信憑性が問われるようになっているし、『甲陽軍鑑』も本当に高坂昌信が書き記したものを正確に伝えているかどうかわからないし、高坂昌信が『甲陽軍鑑』を手懸けたのかどうかも怪しい雰囲気が流れているようだ
史書は自分の家を誇張して書く場合が多いようで、だけどそれは『日本書紀』の頃から日本では当たり前の風習なのだから、単なる読み物として楽しんだ方が良いのではないかと思う
ただ、その『読み物』としての史書を『史実』として受け止め、それを本にして売る作家や歴史研究家が多すぎて、どれ一つとして正しい歴史を伝えてくれるものがないのも事実ではないだろうか
多数の史書を照らし合わせ、その中で一致する事柄を書き記す人間(作家・歴史研究家)は少なく、手にした本の内容が他の本と食い違っていたりすると本当に腹が立つ
戦国無双2の影響で石田三成のにわかファンになったわたしは、手当たり次第の歴史書を買い集めている
もちろん、史書を手にすることはできない
高いし、売ってないし、内容が難しいから買ったとしても理解して読むことは無理だと思うので
だから、アホな自分にもわかるよう、その歴史書を紐解いた本を選んで買うようにしているのだが、その選んで買った本の内容が史実(事実)と違ってたりするともう、救いようがないくらい落ち込む
買って損したなーと思うのが、読み物としても楽しむことができない『関ヶ原』(司馬遼太郎著)と、『BL新日本史』(堀五朗著)と、『武士道とエロス』(氏家幹人著)の3冊
今、これに新たに加わろうとしている本があるが、まだ半分も読んでいないので読み終えてから評価を出したい
色んな本を読んでみた
知識として吸収することはできないほど、できの悪い頭だが、できの悪い頭なりに思ったことがある
それは、『歴史は繰り返されるって、ホントだなぁー・・』
日本人は神話時代の昔から、兄弟間での争いが耐えない
寧ろ、その兄弟間の争いで今の日本があるくらいだ
わたしが知っている限りでは壬申の乱が、一番古い骨肉の争いだろうか
『やられる前にやれ』が、日本人の魂に根強く蔓延っている防衛本能
その辺りは何となく、理解できる
わたしも、『やられる前にやってやる』主義だから
特に好きな三成さんの時代を扱った本を中心に読んでいると、本当に繰り返される、因果応報が多い
本能寺で謀殺された織田信長
これは因果応報でなくてなんだと言うのだろうか
謀略で死んで行った古の武将達の怨念が、信長を殺したのだろうか
骨すら見付からないのは、葬られる方としては情けない限りだが、織田家の衰退も『まともな後継者が居ないために勝手に滅んだ』結果なのだから、なんとも味気ない幕引きである
信長を引き合いに出すと、何が何だかわからないくらいなので割愛するとして、時代が秀吉を選んだ頃の話をしたい
信長亡き後尾張では、信長の後継者選びが行なわれる
にわかに天下取りに乗り出した秀吉は、謀略で織田家を守ろうとした柴田勝家を死に追いやっている
これは17年後に起きた関ヶ原合戦と同じ内容ではないだろうか
戦の起こり方は違っているが、方や織田を守ろうとした柴田勝家、方や豊臣を守ろうとした三成さん
どちらも結果は『死んでいる』
死に方が違うだけで、結果は同じである
志し果たせず死んでしまうのだから、さぞかし無念であろう
しかも、戦には勝てないよう様々な謀略を張り巡らされていた
勝家も三成さんも、充分納得できる内容の戦ではなかった
勝家の場合は秀吉が根回しをし、味方の数が揃わなかったし、三成さんの場合は数は揃ったけど駒が動いてくれなかったと言う情けなさ
そして、賤ヶ岳では前田利家が恩義のある勝家に味方するどころか豊臣軍に加担し、しかも何もせず撤退している
何もせず撤退
これは関ヶ原における島津然り、毛利然り
島津義弘は九州征伐の敗戦で、秀吉の命令で大阪に軟禁されてしまった
九州に帰りたくても帰れない状態だったらしい
そんな義弘の面倒を見、相談相手となったのが三成さんだと『読本 石田三成』に記されている
しかも三成さんは、義弘が九州に帰れるよう秀吉に働き掛けたのだそうだ
その甲斐あって義弘は、1年の後九州に帰れたのだが、その恩を忘れて義弘は、優勢な徳川軍の味方をしようとしていた
結局徳川軍には受け入れてもらえず西軍に着くが、関ヶ原では不動を貫き通し、西軍が総崩れになったところで敵中突破を敢行して、大事な跡取りである豊久を失っている
しかし前田家も島津家も、結局は倒幕まで生き残っているのだからやはり、地味なりにがんばったのだなーと感じた
時に日和見は家を守るものである
関ヶ原と賤ヶ岳が似てるなーと感じるし、秀吉が傀儡にしようと画策した『信長後継者は三法師』作戦も、その後の大坂の陣に持ち越される
幼い子供を無理矢理後継者にすることで天下取りに名乗りを上げた秀吉は、天下取りを果たした10年後に死亡し、その14年後には家を丸ごと潰されている
自分がやった因果が、子供の秀頼にしっぺ返しな形で戻って来たのだ
最近になって、淀殿の名誉が回復されているらしい
とは言え、やっぱり因果を生んだのは事実で、名誉が回復されたからといって淀殿人気が上がるのかと言えば、難しい話ではなかろうか
三成さんの人気は、正直言って戦国無双2の影響だと思う
将来、戦国無双シリーズに『茶々』が出て来たりしたら、さすがに世間が黙ってないと思う
「いい加減にしとけよ、コーエー」って感じで
話は反れたが、三成さんだけを大悪人に仕立て上げ、自分のしでかしたことを正当化することに成功した家康だが、徳川幕府の終わりをどう思っていたのだろうか
徳川幕府の崩壊は、ペリーの「開国しろー、開国しろー」で開国したのかと思っていた単純なわたし
坂本竜馬や西郷隆盛、その他大勢の英雄達の活躍を学校の授業で習ったのか?おい。と突っ込まれても反論できないくらい、覚えていない
だが、三成さんを知りたいと思って本を読んでいると、倒幕に一端を担っていた意外な人物達が居るのを知った
その前に
『忠臣蔵』は年末になると長時間ドラマとしてテレビで放映される
わたしはあの話が大嫌いなのだ
一人のか弱い老人を、40人からの武士が寄って集って虐殺するのだ
なんて怖いお話!!
だが、その実態を知ってわたしは、吉良上野介には気の毒だが笑ってしまった
吉良上野介こと吉良義央を斬り付けたのは浅野内匠頭こと浅野 長矩
ご先祖様は浅野長政
浅野長政は比較的、三成さんとは仲が良かったようである
が、事情で関ヶ原では西軍に味方できなかったこともあるが、それなりに立派な人だったらしい
なのに、その子孫がバカ殿とは情けない
結局、吉良斬り付けが原因で浅野家はお取り潰しとなる
ご先祖様が命を張って築き上げた家を潰してしまうとは、救いのない話だと思った
そして、斬り付けられた上に寄って集って嬲り殺しに遭った吉良義央の奥さんは、上杉景勝の養子の娘だったか孫だったか、その辺り
歴史って、どこで誰が繋がってるかわからないから、面白いなぁと思った
江戸時代には興味がないので、この辺りの文献をわたしは殆ど持っていない
だが、徳川幕府が終わる頃の話なら聞きかじった程度の内容は知っている
家康の寵愛(情愛?)を一身に受け、過労死&破傷風で死んだ(とされる)直政の死を嘆き、半狂乱になって三成さんの実家を潰したり、石田家代々の墓を潰したり、佐和山城を潰したりとご乱心召されたが、その愛する直政の子孫の井伊家が徳川幕府崩壊・開国の一旦を担っていたらしいと言う話は、非常に面白かった
おまけに、どの本で読んだのか失念してしまったので、勘違いだったら申し訳ないのだが、家康の腹心で『半蔵門』でも有名な服部半蔵の子孫、あるいは一門が徳川幕府崩壊の際、その崩壊の一旦を担っていたらしいと言うのも、笑い転げる話ではなかろうか
甲賀一族が幕府倒壊のため戦ったのは、何と言う皮肉だろうか
おまけに井伊一族が伝統の『赤備え』を捨て、幕府に盾突いたのだから
自分のご先祖様である直政が、その寿命を縮めたとまで言われるほど徳川幕府開幕に尽力し、家康に天下を取らせるため関ヶ原で奮戦し、島津軍の放った鉄砲が当り、その傷が元で破傷風になったのではないかとされているのに、ご先祖様が血を流して築き上げた徳川幕府を守るどころか倒しちゃってるんだから
まぁ、井伊家が幕府に盾突く原因が桜田門外の変の井伊直弼暗殺だから、一族としては直弼の敵討ち!という気持ちもあったのだろう
そのお陰で日本はようやく、長い鎖国時代を終え近代化に向け新たな歴史をスタートさせたのだから、ありがたいっちゃぁありがたいが、家康が建てた幕府をめっちゃくちゃに壊した中にこの井伊家と半蔵の子孫(あるいは一族)が加担してるのは、なんと言う因果だろうか
ありがとう、井伊家のみなさん
色んな本を読んでいると、意外なところで色んな人物が繋がったりするのが面白いと感じるのが殆どだが、やっぱり史実と違うことを書いて本にして金を得ている人間が実際に居たりするので、その辺の見極めが肝心だと思いつつも、石田三成の名前があるとついつい衝動的に買ってしまう今の自分を何とかしたい
とりあえず世間に蔓延る本書き作家さん
石田三成の名前を出せば本は売れると思わず、ちゃんと検証してから書いてくださいね
じゃないとわたし、破綻してしまいます(涙の訴え
PR
- ABOUT
画像は外部入力のため、サーバー落ちなどで所々抜けている部分もありますが、ご了承ください。
- 最新記事
(08/02)
(12/11)
(12/11)
(12/11)
(12/08)
- カテゴリー
- 解析
- ありがとうございます
- 御用のある方は、こちらへどうぞ
コピペでお願いします
mail to:
haruhi121@yahoo.co.jp
haruhi121@yahoo.co.jp
メールタイトルにブログタイトルを付けていただけると、見付けやすいです